(再読)嫌われる勇気
改めて読み返しました。
前回読んだのは1年前程度。その時の記憶としては、なんとなく原因論と目的論の考え方に共感しただけで終わってました。
何故改めて読んでみようと思ったのかというと、ここ最近、特に仕事をしていて他者との関わり方に結構悩みました。
・自分より下の仲間に強く要望し、あたってしまう
・自分より能力が低いと思う人間が先に昇格し、納得がいっていない
・今までメンバーだった人の役職が上がり、同じステージで話しをしていると何か気に食わない
・そもそも組織自体を好きになりきれない など
自分自身が結果として圧倒的な数字を残したこともあり、自分が一番だと思ってしまってました。極論、結果を残せてない人は発言権は低いと。。。
究極的に穿った考え方ですよね、自分でも少し引きます。そんな自分に対し、モヤモヤしていた中で思い出したのがこの本でした。
と、かなり前置きが長くなりましたが、下記印象に残った点を記載致します。
・変わることで生まれる「不安」、変わらないことでつきまとう「不満」
・問題は「なにがあったか」ではなく、「どう解釈したか」である
ー「なにが与えられているか」ではなく、「与えられたものをどう使うか」
・人間関係に上下関係はない、全て横の関係である
・変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることの出来る物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵
先に記載しますが、「課題の分離」まではかなり腹落ちしましたが、それ以降はまだしっくりきていないというのが正直なところです。なのでまた少し時間を空けて読んでみようかなと思ってます。
今回この本を読んで一番感じたことは、改めて自身が「原因論の塊である」「他人に求めすぎている」ということ。
決めたことが出来ない理由は、今の自分を維持するという目的があって怠惰に陥っていると考えるべきで、そこに過去の自分などは一切関係がない。
過去ばかりみていてもなにも変えられないし、与えられたものをどう良くしていくのか、変わることに対する「勇気」を持つ大切さを改めて感じた。
横の人間関係や勇気づけ、他者貢献、無条件の信頼など、まだまだ理解を深める必要はあるが、個人のあり方として今回良い考える機会となりました。
次は幸せになる勇気も積ん読で終わってたので読んでみます。乱文失礼しました。